
食費が、どれだけ節約できているか知りたい!

食費の良い節約術はないかな?
毎日の食費について、そんなふうに思う人もいますよね?
節約レシピをたくさん見て、食費の節約をしているけど、実際にいくら節約できているのかわかっていますか?
これは、ボクが飲食店をやっていた時に、「食費を節約をしたい!」と言っていたお客様に教えてあげて、とても喜んでもらった方法なんです。
その節約術とは、メニューの原価を知ることです!
ボクがお店で使っていた原価表を、使いやすくしてお客様に渡したら、「食費が節約できて、さらに毎日の節約料理が楽しくなった」と、すごく喜ばれたんですね。
「自分の節約レシピが、いくらなのか?」
「いま食べたひと口は、いくらなのか?」
これが正確にわかったら節約も楽しくないですか!?
今日は、その節約表をダウンロードして、使い方を紹介したいと思います。
「食費節約術」表のダウンロード
まずは、下記から「食費節約術」表をダウンロードしてください。
つづいて、節約術表の入力方法を説明します。
食材の入力

①左下の「食材」シートを選択
②よく使う食材を入力
③購入先のお店を入力しておくと、どのお店が安いか忘れずにすみます。
④レシートを見て、購入金額を入力します。
レシート表示が税抜き金額であれば、「税抜」欄に入力すると「税込」が自動計算されます。
レシート表示が税込み金額であれば、「税込」欄に直接入力してください。
⑤総量を「g」「ml」「個」で入力してください。
ここでは、お米が5㎏のため、5000(g)
半分のかぼちゃ購入で、0.5(個)
醤油1本購入で、750(ml)
⑥それぞれの単位をプルダウンから選択できます。
⑦入力不要
それぞれの材料が「1g」「1ml」「1個」だった場合の単価が自動計算されます。
⑧「歩留り(ぶどまり」とは、実際の使える量のことです。
例えば、お米は炊くと「2.2倍」になりますので、「2.2」と入力。
乾物ひじきは、水で戻すと「8倍」になりますので、「8」と入力。
かぼちゃは、タネの部分(10%)は廃棄しますので、使える部分の「0.9」と入力。
玉ねぎは、皮と芯(5%)は廃棄しますので、使える部分の「0.95」と入力。
醤油は、750mlほとんど全てを使うことができますので、「1」と入力。
廃棄率や乾物の戻し率がわからない時は、グーグルで「〇〇〇 廃棄率」や「〇〇〇 歩留り」と調べれば出てきます。
⑨入力不要
それぞれの材料の実際の原価が「1g」「1ml」「1個」で自動計算されます。

一度では、食材の入力は終わらないと思います。
買い物に行く度に、新しい食材を購入したら足していくこと、また安い食材を見つけられたら「仕入値」を更新していってください。
メニューの入力

食材の入力が終わったら、メニューを1品ずつ登録していきます。
左下の「メニュー1」を選択してください。
「メニュー10」まで用意していますが、コピーすれば増やすことが可能です。
※赤字部分は計算式が入っていますので、自動計算されます。
①「商品名」にメニュー名を入力。
②使用する食材を選択。
プルダウンから入力済みの「食材」を選べます。
③使用する量を「単位」に合わせて入力。
④それぞれの食材の原価が、自動計算されます。
⑤すべての原価の合計が、自動計算されます。
あなたが作成したメニューの全体の原価です。
⑥1人前の原価が知りたい場合は、まずは全体の重さを入力。
全体の重さを測るやり方は、空の皿をスケールに置き、スケールの「風袋」を押すことで、皿の重さが引かれます。
それから出来上がった料理を皿に入れて測ってください。
スケールを持っていない人は、1,980円で25kgまで計測できる激安スケールがありましたので、リンク貼っておきます。

Sutekus 1g単位 最大25Kgまで計量可能 デジタル台はかり スケール 電子秤 風袋機能搭載 オートオフ機能
⑦1人前の重さを入力。
⑧1人前の原価が自動計算されます。
⑨おまけ部分ですが、原価率をいじると、⑩に販売価格と利益が自動計算されます。
一般的な飲食店の原価率は30~40%と言われていますので、お店で出したらどれくらい儲かるのか試してみると面白いですよ。
すごく儲かるメニューが発見できるかもしれませんよ(笑)

食費の節約は、楽しんでやろう!
いつも決まった節約レシピだけで、料理を作る節約生活はつまらないですよね?
原価を知ることで、食費の節約生活は劇的に楽しくなっていきます。
節約レシピを覚えて、レパートリーを増やしたあとは、食費の仕入れ値段を落とせないかと考えるはずです。
いつも使っているスーパーとは違うお店に材料を買いに行ったり、買い物も楽しいんですよね。
こうなれば、あなたはもう仕入コストを気にする飲食店のオーナーと同じです(笑)
外食する時も楽しさが増します。

この食材使ってるのに安いなんて、原価率高くて良心的なお店だなぁ

国産のお肉を使ってこの価格ということは、仕入れ先に相当努力してるんだろうなぁ
こんな具合に、サービス以外にも、お店側の努力が感じられて面白いと思いますよ。
食費節約レシピの紹介
食費を節約するメリットは、金銭だけではありません。
たくさんの節約ブログなどの節約レシピを見ることで、料理上手にもなれます。
原価の詳細もわかれば、「〇〇円だけで、できた節約レシピ!」と情報発信しても説得力がありますよね!
そんな節約ができるおすすめの節約レシピ情報サイトを紹介します。
「ツナ缶」や「もやし」、「豆苗」などの題材を決めながらも、豊富なレパートリーを提供する節約レシピサイトです。お気に入りの食材はないかチェックしてみてください。

おおまめさんのごはんブログは、節約ブログに特化した節約レシピではないですが、とっても役立つ情報がありますので、ご紹介!ボクもいくつか作りましたが、間違いなしのトーストアレンジレシピ100選です!
節約ブログ以外でも、節約レシピの料理本はたくさんありますので、決まった料理家の本を1冊読むのもオススメです。食費節約の記録も大事ですね。
食費節約術のまとめ
今回は、飲食店の原価表を使って、家庭の食費節約術を紹介しました。
食費節約の基本は、「楽しむこと」です。
食費節約をとおして、あなたが料理上手になること、買い物や外食がもっと楽しくなることができれば幸いです。