
MEO対策って、なに?
グーグルマップで、お店を表示させる方法は?

飲食店がテイクアウトやデリバリーの情報を、グーグルマップに表示できるって本当?
2020年4月現在、飲食店がテイクアウトとデリバリーの情報を、グーグルマップに表示できるようになりました。
テイクアウトやデリバリーを始めた飲食店は、無料で集客アップが期待できます。
この機能を使うには、グーグルマップで自分のお店を表示させ、お店の情報を更新できる状態にする必要があります。
登録方法は、簡単ですので、順番に行っていきましょう。
グーグルマップに、飲食店を表示させるには?
グーグルマップをアプリで開くと、このように赤いマークで、飲食店が表示されますよね。

グーグルマップに飲食店を表示させるには、「Googleマイビジネス」に登録する必要があります。
「店名+地域名」で検索して、あなたのお店もグーグルマップに表示されるか確認してみてください。
新しい店舗でなければ、自分で登録していなくても、Googleが自動的に登録作業を進めていますので、登録済みのケースが多いです。
登録されている場合は管理者になることで、自分のお店の情報を管理・更新できるようになります。
このマップ情報を改善していく対策を、MEO対策といいます。
まずは、Googleマイビジネスを管理するメリットから見ていきましょう。
Googleマイビジネスのメリット

グーグルマップに、飲食店が表示
Googleマイビジネスの1番目のメリットは、登録するだけでグーグルマップにお店の表示がされることです。
さらに、このように「テイクアウト」や「デリバリー」をしているお店での絞り込みができるようになりました。

テイクアウトやデリバリーの集客を伸ばしたい飲食店は、やり方は後述しますので、必ず登録をしましょう。
口コミ機能がある
来店してくれたお客様が口コミを投稿できるのも、Googleマイビジネスの特徴です。
このように写真や評価、感想などを投稿できるのです。

まだ来店したことがない人にとって、口コミは貴重な情報になります。
良い口コミが集まれば、集客アップも期待できますよね。
また、投稿された口コミに対して返信することも可能なので、お店を身近に感じてもらうこともできます。
写真や動画で店の魅力を伝えられる
Googleマイビジネスでは、飲食店の外観や店内、メニューやスタッフなどの画像・動画を掲載することができます。
来店したことのない人も、お店の雰囲気やメニューを事前に知ることができるので安心です。
また「投稿機能」もありますので、期間限定サービスやイベントなどの情報をリアルタイムに表示できます。
検索結果に、上位表示される
メリットはグーグルマップに、お店が表示されるだけではありません。
グーグル検索でも、お店を上位表示することができるんです。
最近は「地域名+キーワード」のようなローカル検索という検索方法が増えていて、とくに地域密着型の飲食店ではローカル検索の対応が重要です。
例えばグーグルで「自由が丘 イタリアン」と検索するとGoogleマイビジネスのマップ情報がトップに出てきます。
さらに①のお店は、その中で最上位に表示されている飲食店です。
MEO対策がよくできていると、①のお店のように上位に表示されるんですね。

ちなみに、食べログの検索表示は、Googleマイビジネスの下に表れています。

食べログの利用は、会食や友人との食事のための事前予約で利用されることが多いです。
一方、ローカル検索は、いますぐ利用したいケースが多いようです。
その証拠として、スマホからローカル検索を行った人の約50%が、その日のうちに来店しているというデータをGoogleが公表しています。
つまり、ローカル検索をしてくれる人は、すぐに来店する可能性がとても高いんです。
今後Googleマイビジネスの情報が充実していき、食べログ利用者が減少していくのは、おそらく時間の問題でしょう。

ただし、Googleマイビジネスに登録するだけでは、お店の情報を更新できるわけではありません。
更新していくには、ビジネスオーナーという管理者になる必要があります。
管理者になることで、よく聞くMEO対策という対策をしていくことができるんですね。
MEO対策とは
「MEO対策」とは、Googleマイビジネスに登録し、店舗情報や口コミを充実させ、たくさんの人にページを訪れてもらうことで、検索結果で上位に表示させるというものです。
近年では、このMEO対策が地域密着型の飲食店ではとくに重要と言われているんですね。

では、MEO対策とグーグルマップに飲食店を表示させる重要性がわかったところで、実際の登録方法を見ていきましょう。
MEO対策①|googleマイビジネスの管理方法
まずは、グーグルマップで「店名+地域」などで自分のお店を表示させてください。
(まだ店舗が新しく、グーグルマップに表示されない場合は、Googleマイビジネスから登録を完了してください)
自分のお店の情報欄の、「このビジネスのオーナーですか?」をタップしてください。

「管理を開始」をタップすると、本人確認コード取得ページになります。

取得方法は3種類ありますが、画面に表示される項目からしか選べません。
- 電話で取得
- メールで取得
- 郵送ハガキで取得(約2週間かかる)
電話の取得が選べる場合は、電話が一番簡単です。

電話が選べる場合は、お店の電話にGoogleから自動音声の電話がすぐにかかってきます。
自動音声で5桁の確認コードが伝えられますので、間違えないようにメモして、次のページでコードを入力しましょう。
郵送の場合は、到着まで約2週間かかります。
確認コードが届いたら、グーグルマップで自分のお店を検索して、確認コード入力画面から、オーナー登録を完了してください。

MEO対策②|店舗情報、メニュー拡充
オーナー登録が完了したら、店舗情報やメニュー内容を充実させていきましょう。
メニュー登録などは、とても簡単です。
Googleマイビジネスでログインをして、左上の3本線をタップします。

つづいて、「情報」をタップします。

「メニュー(アイテムを追加または編集)」をタップします。

メニュー情報(価格や画像)が登録できるページになります。

このように、少しずつお店の情報を充実させていきましょう。
最後に、テイクアウトやデリバリーを始めたお店のために、Googleマイビジネスの新機能を紹介します。
MEO対策③|テイクアウト、デリバリーを表示させる
2020年4月、コロナの影響で飲食店のテイクアウトやデリバリーのニーズが増えました。
そのため、グーグルマップを立ち上げるとトップに「テイクアウト」と「デリバリー」のカテゴリーが優先的に表示されています。
これをタップすると、テイクアウトやデリバリーを登録しているお店だけが、グーグルマップに表示されるようになるんです。

テイクアウトやデリバリーをやっているなら、その情報も必ず登録しておきましょう。
Googleマイビジネスのトップから「情報」をタップします。

「支払い(属性を追加)」をタップします。

「テイクアウト」「宅配可能」を選択して、適用をタップします。

これで、グーグルマップでテイクアウトやデリバリーを探した人に、あなたのお店が優先的に表示されます。
デリバリーをしていることを知ったお客様から、電話注文があるかもしれません。
これらは、すべて無料でできる集客方法です。
【MEO対策】グーグルマップで、飲食店を表示させる方法のまとめ

今回は、グーグルマップで飲食店を表示させる方法とMEO対策について紹介しました。
MEO対策がうまくいき、検索上位に表示されると集客アップの可能性はとても高いです。
またお店のテイクアウトやデリバリーの認知度を高め、集客する方法も新機能でできました。
グーグルは近い将来に、地図情報などを利用し、食べログを超えるはずです。
それどころではなく、Uber Eatsやデリバリーサービスのトップリーダーになる可能性は高いです。
早めの登録と更新は、MEO対策に有利になりますので、この機会にぜひ利用してみてくださいね。